2016年6月27日月曜日

1週間で100単語覚えました!(百式英単語メソッド)


・前前々回記事:なんだかんだ言って「単語力」
・前々回記事:百式英単語メソッドでTOEFL英単語を覚える!

の続編になります!まだ読んでいない人はぜひ読んでください^^

先週の月曜日から日曜日までの1週間、百式英単語メソッドを使ってTOEFL英単語を100個覚えることに挑戦しました!

そして毎日の変化をTwitterで記録しました。そのツイートを下にまとめています!

結論としては、本当に1週間で100単語覚えられました!

実際にやってみて、「これなら続けられる」、「これなら覚えられる」と確信しました!

「英語が苦手だ…」、「単語を覚えられない…」、「英語力をつけたい!」と思っている人には、ぜひ実践してほしいです!

自分が実践をして確かめたので自信をもってオススメします!

さらに嬉しいことに、これで覚えたTOEFL英単語が昨日のTOEICテストにたくさん出てきました!

「あ、この単語知ってる!」と思えたときの感動はたまらないです☆

単語を覚えることは、英語を上達させる上でもっとも初歩的で、かつもっとも大事な事だと思います。

そんな英単語学習を楽しく・実りのあるものにできるように、みなさんにもこの本(メソッド)に出会ってほしいです☆

※「百式英単語って何…?」って思った方はこちら


▼1日目

▼2日目

▼3日目

▼4日目

▼5日目

▼6日目

▼7日目

最後まで読んでいただきありがとうございました!


<関連記事>
なんだかんだ言って「単語力」
百式英単語メソッドでTOEFL英単語を覚える!


2016年6月23日木曜日

7月開催 『TOEIC勉強会』のご案内


毎月開催TOEIC勉強会、早くも第五弾・第六弾になります!

7月の予定は以下の通りです。

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■第五弾

7月9日(土)14:00-16:00
@西南学院大学 西南会館 4階 12号会議室

※詳細・申し込みページはこちら

■第六弾

7月16日(土)14:00-16:00
@福岡県福岡市中央区天神3-15-1 にちりんビル3F 天神仕事基地

※詳細・申し込みページはこちら

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今回はアクセスがしやすいように天神でも開催することになりました。

勉強会でやっていることは主に3つです。

1.新形式の確認
2.問題演習・詳しい解説・ボキャビル
3.質問受け、勉強法・おすすめ教材紹介など


その中でもこの勉強会の目玉は、語源を使ったボキャビル・言い換え対策です!
一つの問題から派生してたくさんの知識を引き出し解説します!
「単語力をつけたい!」という人はぜひご参加ください!

もちろん、TOEICとは言えども「英語は英語」なので英語全般に言えることを話します。
TOEICに限らず英語の勉強をしたいという方の参加も大歓迎です。

詳細・申し込みに関しては、以下のリンクをご覧ください。



たくさんの参加、お待ちしております!

2016年6月20日月曜日

百式英単語メソッドでTOEFL英単語を覚える!

有言実行!

前回の記事、『なんだかんだ言って「単語力」』で言っていたように、TOEFLの単語帳を買いました!
個人的にお気に入りのキクタンシリーズ!

6月前半は本のインプットを中心にしたので、残り後半は単語インプットを徹底します!
来月のTOEFLがどうなるのか楽しみです!

ちなみに写真左の本は『百式英単語』です。
単語が全然覚えられない生徒はどうしたらいいのかと悩んでいたときに師匠から教えてもらいました!

さっそく買って読みましたが、納得のいく素晴らしいメソッドだと思いました!

今度、塾の生徒に紹介するつもりですが、人にあれこれ言う前にまずは自分が実践することが大事と思っているので、キクタンTOEFLを百式英単語のメソッドを使って覚えてみようと思います!

単語の音読、読んで・聞いてインプット!

頑張ります!!!

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<関連記事>

<紹介した本>



2016年6月15日水曜日

なんだかんだ言って「単語力」


最近、痛切に感じることがあります。
英語って、なんだかんだ言って「単語力」なんだなと。

これを感じるようになったきっかけはいくつかあります。

・塾で「受験英語」を教えていて
・大学で「英会話」を教えていて
・勉強会で「TOEIC」を教えていて

英語が苦手だという人は単語を全然覚えていないということが多いです。

また、最近読んだ本に「単語力の不足」のことが言及してあったのもきっかけの一つです。
(参考:『語源の底力』 『TOEIC TEST 英語勉強法 TARGET 900』


しかし、最も強く単語力の必要性を確信する出来事がありました。
それは、自分が「TOEFL」を受験して単語力の無さを痛感したことです。

これまで基本的に「英語は英語」というスタンスでやってきました。

だからTOEICも受験英語の延長線上で通用するものだと思っていたし、多読やシャドーイングを続けていればTOEFLも自然と伸びるだろうと思っていました。

仮に分からない単語があっても、前後の文脈で推測したり、語源を利用して推測したりできていました。もともと単語力がかなりある方だったので単語力で困ったことはなかったし、それで何とか間に合っていました。

しかし、TOEFLの高度な学術英語では単語を知らないと歯が立たないことが分かりました。背景知識の全くない科学的なトピックになるとお手上げでした。

振り替えればTOEICが900点オーバーしたとき、とことん単語帳をやっていました。2つの単語帳を3周ずつやりました。シャドーイングを続けたのも大きな要因ですが、なんだかんだ言って単語を覚えたことが一番大きかったんじゃないかなと思いました。

(参考:『世界一わかりやすいTOEICテストの英単語』 『即効TOEICテスト ビジネスシーンの背景知識』)


上の2冊は、TOEIC900点を取った3つの勉強法で詳しく紹介しています。

もちろん、文法力も音読トレーニングも必要です。「単語だけ」やっていても不十分です。しかし、前提となる「単語力」がないと何も始まらないのです!

やはり、単語はたくさん知っておくに越したことはないのです!知っていた方が圧倒的に「読める」し「聴ける」のです。そして「書ける」し「話せる」のです。

こんな当たり前のことを今になって痛切に感じるようになりました。

結論を言えば、なんだかんだ言って「単語力」ということ。

だから、来月のTOEFLに向けて単語帳を買って、単語を覚えまくります!(単語帳持っていませんでした…笑)

みなさんへのメッセージとしては、英語を頑張りたいなら「とことん単語を覚える」ことから始めてみてほしいということです!

今回のTOEFLを受けて、いい意味で壁にぶつかることができました。

最後に・・・

自分の場合、TOEICで900点を取ることは教員採用試験で英語の試験免除を得るためという必要性があって勉強しましたが、留学に行くわけではないのでTOEFLを受ける必要性は全くありません。

しかし、人間は必要性だけで生きているのではありません。やりたいからやるのです。個人的な考えなのですが、「英語は義務ではなく、人生を豊かにするための権利」なので、TOEFLを勉強することで高度な学術英語も読み・聴き・理解し・学びを得られる喜びを感じれるようになりたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

みなさんが単語力をつけて、英語がどんどん上達することを願っています!

<関連記事>
TOEIC900点を取った3つの勉強法

6月18日 TOEIC900点現役大学生による『TOEIC新形式対策』勉強会(第四弾)(福岡県)

今週土曜日に『TOEIC勉強会(第四弾)』やります!

【日時】616()15:00-17:00
【場所】西南学院大学 西南会館 4 12号会議室
【参加費】500

【内容】
1.新形式の確認(+5/29の試験を受けてみての感想)
2.問題演習・詳しい解説(+トレーニング)
3.質問受け、勉強法・おすすめ教材紹介など

"Give a man a fish and you feed him for a day. Teach him how to fish and you feed him for a lifetime."
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ。」

この勉強会では単に英語の知識を伝達するだけではなく、勉強法やおすすめ教材の紹介をして勉強会後も自律学習ができるようにサポートをします!

TOEIC対策のコツを掴んで、英語力向上と目標のスコアをゲットしましょう!

・単語がなかなか覚えられない人
・リスニングが速すぎて聴き取れない人
・リーディングが時間内に解き終わらない人

ぜひ、お申し込みください!

<詳細・申し込みページ>




告知がいつも直前になってしまいすみません。
参加したいのに都合が合わないという人は、7月の2日(土)と16日(土)にも予定しているのでそちらでご参加ください!
決まり次第、すぐ告知します!

これからも応援よろしくお願いします!



2016年6月11日土曜日

チャップリンの演説『独裁者』で英語学習(日英対訳)


世の中には歴史に残る演説がたくさんありますが、この演説はご存じでしょうか?

『独裁者』(原題:The Great Dictator)という映画の最後のシーンでの演説です。

この映画は(以下、Wikipediaから引用)1940年に公開したアメリカ映画で、チャールズ・チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務めた。チャップリンがアドルフ・ヒトラーの独裁政治を批判した作品で、ヒトラーとナチズムに対して非常に大胆に非難と風刺をしつつ、ヨーロッパにおけるユダヤ人の苦況をコミカルながらも生々しく描いている。

「コミカルな人」で有名のチャップリンですが、写真の表情を見て分かる通り、真剣なまなざしがかなり迫力ありますね。

この演説は2年ほど前にYoutubeの関連動画で見つけたのですが、初めて観たときは鳥肌が立ちました。

この感動をみんなにもシェアしたいという想いでブログを書きました。まだ観たことのない人は、ぜひこのページ下の動画からご覧になってください。(演説時間:約3分)

この前書いた「オバマ大統領 広島演説 全文(日英対訳)」のときと同じように、日英対訳の形式でまとめました。難しい英単語には「英辞郎」のリンクを貼っているので、クリックして意味の確認に役立ててください。おまけとして文法事項の解説をしているところもあります。

<引用先>


Im sorry, but I dont want to be an emperor. Thats not my business. I dont want to rule or conquer anyone. I should like to help everyone if possible Jew, Gentile, black man, white.

申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。それは私には関わりのないことだ。誰も支配も征服もしたくない。できることなら皆を助けたい、ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。



We all want to help one another, human beings are like that. We want to live by each others happiness, not by each others misery. We dont want to hate and despise one another.

私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。私たちは皆、他人の不幸ではなく、お互いの幸福と寄り添って生きたいのだ。私たちは憎み合ったり、見下し合ったりなどしたくないのだ。



In this world theres room for everyone and the good earth is rich, and can provide for everyone. The way of life can be free and beautiful. But we have lost the way. Greed has poisoned mens souls, has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed.

この世界には、全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。人生の生き方は自由で美しい。しかし、私たちは生き方を見失ってしまったのだ。欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。



We have developed speed, but we have shut ourselves in. Machinery that gives abundance has left us in want.

私たちはスピードを開発したが、それによって自分自身を孤立させた。ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げた。

*leave O C: OCの状態にする



Our knowledge has made us cynical, our cleverness hard and unkind. We think too much and feel too little. More than machinery, we need humanity. More than cleverness, we need kindness and gentleness. Without these qualities life will be violent, and all will be lost.

知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、薄情にした。私たちは考え過ぎで、感じなさ過ぎる。機械よりも、私たちには人類愛が必要なのだ。賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。そういう感情なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

*made us cynical, (made) our cleverness {hard and unkind}



The aeroplane and the radio have brought us closer together. The very nature of these inventions cries out for the goodness in men, cries out for universal brotherhood for the unity of us all.

飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。そんな発明の本質は人間の良心に呼びかけ、世界がひとつになることを呼びかける。



Even now my voice is reaching millions throughout the world, millions of despairing men, women and little children victims of a system that makes men torture and imprison innocent people.

今も、私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに、絶望した男性達、女性達、子供達、罪のない人達を拷問し、投獄する組織の犠牲者のもとに届いている。

*A  B(ダッシュ):「AつまりB」を表している(何百人もの~、つまり彼らはthat~のシステムの犠牲者である)
*makes men {torture and imprison} innocent peoplemake O COCさせる」のCtortureimprisonで、どちらもinnocent peopleを目的語としている



To those who can hear me I say: Do not despair. The misery that is now upon us is but the passing of greed, the bitterness of men who fear the way of human progress, the hate of men who will pass, and dictators die. And the power they took from the people will return to the people. And so long as men die, liberty will never perish.

私の声が聞こえる人達に言う、「絶望してはいけない」。 私たちに覆いかぶさっている不幸は、単に過ぎ去る欲であり、人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。 憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶え、人々から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。 決して人間が永遠には生きることがないように、自由も滅びることもない。



Soldiers, dont give yourselves to brutes men who despise you, enslave you, who regiment your lives, tell you what to do, what to think and what to feel, who drill you, diet you, treat you like cattle, use you as cannon fodder.

兵士たちよ。 獣たちに身を託してはいけない。君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図し、そして、君たちを仕込み、食べ物を制限する者たちは、君たちを家畜として、単なるコマとして扱うのだ。



Dont give yourselves to these unnatural men! Machine men, with machine minds and machine hearts! You are not machines! You are not cattle! You are men! You have the love of humanity in your hearts. You dont hate. Only the unloved hate, the unloved and the unnatural.

そんな自然に反する者たち、機械のマインド、機械の心を持った機械人間たちに、身を託してはいけない。君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。君たちは心に人類愛を持った人間だ。憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。愛されず、自然に反する者だけだ。

*the + 形容詞=形容詞 people
*Only the unloved hate: S:Only the unloved / V: hate 
*the unloved (hate) and the unnatural (hate)



Soldiers, dont fight for slavery! Fight for liberty!  In the seventeenth chapter of St. Luke it is written: The Kingdom of God is within man.Not one man, nor a group of men, but in all men! In you!

兵士よ。奴隷を作るために闘うな。自由のために闘え。『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」と書かれている。一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。



You, the people, have the power! The power to create machines. The power to create happiness. You the people have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.

君たち、人々は、機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力があるんだ。君たち、人々は人生を自由に、美しいものに、この人生を素晴らしい冒険にする力を持っているんだ。



Then in the name of democracy, let us use that power. Let us all unite! Let us fight for a new world. A decent world, that will give men a chance to work, that will give youth a future and old age a security.

だから、民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。皆でひとつになろう。新しい世界のために、皆が雇用の機会を与えられる、君たちが未来を与えられる、老後に安定を与えてくれる、常識のある世界のために闘おう。

*give youth a future and (give) old age a security



By the promise of these things, brutes have risen to power. But they lie. They do not fulfill that promise. They never will. Dictators free themselves, but they enslave the people.

そんな約束をしながら獣たちも権力を伸ばしてきたが、奴らを嘘をつく。約束を果たさない。これからも果たしはしないだろう。独裁者たちは自分たちを自由し、人々を奴隷にする。 

*They never will (fulfill that promise).



Now let us fight to fulfill that promise. Let us fight to free the world. To do away with national barriers. To do away with greed with hate and intolerance.

今こそ、約束を実現させるために闘おう。世界を自由にするために、国境のバリアを失くすために、憎しみと耐え切れない苦しみと一緒に貪欲を失くすために闘おう。 



Let us fight for a world of reason. A world where science and progress will lead to all mens happiness. Soldiers, in the name of democracy, let us all unite!

理性のある世界のために、科学と進歩が全人類の幸福へと導いてくれる世界のために闘おう。兵士たちよ。民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。




※編集なし(映画そのままの)動画はこちら。演説後のハンナに語りかける部分まで観ることができます。

感動した人はぜひ、音読・オーバーラッピング・シャドーイング・暗唱まで!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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2016年6月8日水曜日

TOEIC900点を取った3つの勉強法

私は大学3年次にTOEICで910点を取りました。
入学時が710点だったので約2年間でちょうど200点UPしたことになります。

その過程でいろんな教材や勉強法を試しましたが、スコアUPに大きく貢献したのは主に以下の3つだと思っています。

  1. 英単語を覚える
  2. ビジネスシーンの背景知識を押さえる
  3. シャドーイングをする


これはいつもTOEIC勉強会の最初に話す内容ですが、勉強会に来れない人にも知ってもらえるように簡潔にまとめてみました!ぜひ最後まで読んで参考にしてください!


1. 英単語を覚える

当たり前ですが、単語を覚えないことには何も始まりません!
苦になりがちな単語学習を楽しく、効果的にするためにおすすめの単語帳を紹介します。

『世界一わかりやすいTOEICテストの英単語』


「いろんな単語帳があり過ぎて選べない...」という人は、迷わずこの単語帳を買ってください!

この単語帳がすごいのは何より強烈に記憶に残る「コメント」です。

全ての単語にコメントがついており、身の回りの言葉と関連付けたり、語源の解説をしたり、とことん覚えやすい工夫がされています!
「なるほど!」と思える雑学や豆知識もあっておもしろい!(感動します)

ちなみにこの単語帳を書いているのは、関正生(せきまさお)という予備校講師です。
「暗記英語からの解放!!」をテーマに、核心をついた目から鱗の解説は感動モノです!
私は関先生を尊敬していて、「世界一わかりやすい~」シリーズはほとんど読みました!

関先生を知るきっかけとして、まずはこの単語帳を使ってみてください!

【まとめ】関先生の単語帳で「楽しく」英単語を覚える


2. ビジネスシーンの背景知識を押さえる

TOEICが難しいのにはある原因があります。
それは、ビジネスの場で使われる英語であるということです!

社会人ならまだしも、学生であればビジネスのことはよく分かりません。
日本語の解説を読んでも全くイメージが湧かないことも...

そこで必要なのが、ビジネスシーンの背景知識を押さえることです。

おすすめの教材は
「即効 TOEICテスト ビジネスシーンの背景知識」


本書では、英単語/イラスト/背景知識の解説/演習問題(長文)が掲載されていて、インプットとアウトプットの両方を効果的にすることができます。(※Amazonページでなか見!検索ができます)

この本でしっかり背景知識をおさえると、内容がスッと入ってくるようになりました!

もちろん本書を使うのが理想ですが、他にも方法はあります。

イメージが湧かない単語に出会ったら、日本語で意味を調べる。
また、私のおすすめはGoogle画像検索をすることです。

要は、背景知識をおさえようとする意識を持つことが大事です。

「イメージが湧かないものは実践で使えない」
だから、イメージが湧くように背景知識をおさえましょう!

【まとめ】ビジネスシーンの背景知識を押さえる


3. シャドーイングをする

1で単語を覚え、2で背景知識も押さえました。
しかし、それだけでは足りません!

これは英語全般に言えることです。
日本人の英語力が伸びない原因はトレーニング不足です!

「英語はスポーツ」なので「筋トレ」するように「英トレ」が必要です。

どうせなら、受験勉強や1・2でがんばって蓄積してきた「知識」を、実践でも使える「スキル」に変えていきたいですよね!?

そのためには「音読」をしましょう!
お手本の英語を聴いて、声に出して「ものまね」をすることです!

いわゆる「オーバーラッピング」や「シャドーイング」と呼ばれるものです。
※シャドーイングとオーバーラッピングの違いはこちら


音読をすれば主に2つの効果があります。

①リスニング力がつく
②速読力がつく

TOEICで必要なスキルそのまんまですね!笑

あれこれやらず、シャドーイング1本に絞ってやってみましょう!
リスニング力とリーディング力が同時についていきますよ。

教材は、TOEIC公式問題集のPart3やPart4を使いましょう。

シャドーイングをすればメキメキと英語力がついていくのを実感します。
「英語学習の王道」とも言える学習法ですね☆

【まとめ】シャドーイングをして、リスニング力・リーディング力を同時に鍛える

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以上、TOEIC900点を取るまでに行なった3つの学習法でした。
  1. 英単語を覚える
  2. ビジネスシーンの背景知識を押さえる
  3. シャドーイングをする
もちろん勉強法は人それぞれで合う合わないがあるとは思いますが、これら3つは極めて正攻法で、誰がやっても確実に力のつく勉強法だと思います。もし一つでも参考になったものがあれば、TOEIC対策や英語学習に役立ててください。

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【告知】

6月18日(土)にTOEIC勉強会(第四弾)をやります!

・他にもいろんな勉強法やおすすめ教材を知りたい
・一人ではなかなか勉強ができない
・文法や英文解釈など一から英語を教えてほしい

など、お悩みの方はぜひご参加ください!

<詳細・申し込みページ>
6月18日 TOEIC900点現役大学生による『TOEIC新形式対策』勉強会(第四弾)(福岡県)


最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも応援よろしくお願いします!

2016年6月5日日曜日

TOEIC勉強会(第三弾)を終えて


昨日、6月4日(土)にTOEIC勉強会(第三弾)をやりました!

2名のキャンセルがあったにも関わらず当日は満員御礼!
参加してくださった方々ありがとうございました!

勉強会ではTOEICに限らず「英語全般」で言えることを話していますが
学校教育では学べない前置詞・語源・歴史・文化背景などの話をすると
みんなの表情が生き生きしているのを見ることができました!

「英語っておもしろい!」
" English is FUN!"

これを伝えることが自分の生き甲斐です!
そのためにもっともっと自分自身が英語を勉強します!

次回は6月18日(土)に第四弾をやります!
興味のある方はぜひご参加ください!

<詳細・申し込みページ>
6月18日 TOEIC900点現役大学生による『TOEIC新形式対策』勉強会(第四弾)(福岡県)

これからも応援よろしくお願いします!



2016年6月1日水曜日

オバマ大統領 広島演説 全文(日英対訳)


オバマ大統領の広島での演説を日英対訳の形式でまとめました。
わざわざこんなことをしたのは、何よりも自分が英語の原文で理解したかったからです。

通訳・翻訳を介した日本語訳を聞く(読む)のと、英語の原文を聞く(読む)のとでは、感じられるものが当然ながら違いますよね。

英語を勉強している人は、こういう時こそ英語を使う機会だと思います。
英語の原文でしか感じられないことを感じることができるのは、英語を勉強している人だけが得られる特権(権利)です。(英語は義務でやるものではありません)

受験やTOEICのためだけではなく、自分の人生を豊かにするためにも英語を使っていきたいですね。

英文と日本語訳を照らし合わせながら読んでいけるように作りました。
原文での理解、英語学習、それぞれの目的に合わせてご活用ください。

意味が対応する日英の単語に色をつけています。
意訳などで対応が見えずらい場合、英辞郎のリンクを貼っているので参照してください。

<引用先>
日本語訳:米大統領広島訪問:オバマ氏の演説 全文 - 毎日新聞
英語原文:Full text of Obama's speech at Hiroshima Peace Memorial Park - The Mainichi
動画:[Obama’s speech in Hiroshima] オバマ大統領 広島でのスピーチ

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▼3分6秒~

Seventy-one years ago on a bright, cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city, and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself.

71年前、晴天の朝、空から死が降ってきて世界が変わりました。閃光(せんこう)と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自分自身を破壊する手段手に入れたことを示しました



Why do we come to this place, to Hiroshima? We come to ponder a terrible force unleashed in the not-so-distant past. We come to mourn the dead, including over a hundred thousand Japanese men, women and children, thousands of Koreans, a dozen Americans held prisoner. Their souls speak to us, they ask us to look inward, to take stock of who we are and what we might become.

私たちはなぜここ広島に来るのでしょうか。それほど遠くない過去に恐ろしい力が解き放たれたことを考えるために来ます。また、10万人を超える日本の男性、女性、子ども、多数の朝鮮半島出身者、12人の米国人捕虜の死者を悼むために来ます。その魂がもっと心の内を見て私たちは何者なのか、私たちはどのようになれるのか、振り返るよう語りかけてきます。



It is not the fact of war that sets Hiroshima apart. Artifacts tell us that violent conflict appeared with the very first man. Our early ancestors, having learned to make blades from flint, and spears from wood, used these tools not just for hunting, but against their own kind. On every continent, the history of civilization is filled with war, whether driven by scarcity of grain, or hunger for gold, compelled by nationalist fervor or religious zeal. Empires have risen and fallen. Peoples have been subjugated and liberated. And at each juncture, innocents have suffered -- a countless toll, their names forgotten by time.

広島を際立たせているのは戦争という事実ではありません。人間が作った道具は暴力的な紛争が古くから行われてきたことを教えてくれます。私たちの先祖から刃物を、木から槍(やり)を作ってきました。これらの道具はただ単に狩りをするためでなく、人間に対しても使われてきました。どの大陸においても文明の歴史は戦争に満ちています。食料不足や黄金への渇望民族主義的、宗教的な熱狂から戦争が起こり、帝国が台頭し、衰退してきました。そして、人々は支配され、解放されてきました。その時々で数えきれない犠牲者が出て罪のない人々が苦しみ、犠牲者の名前は時とともに忘れ去られました。



The world war that reached its brutal end in Hiroshima and Nagasaki was fought among the wealthiest and most powerful of nations. Their civilizations had given the world great cities, and magnificent art. Their thinkers had advanced ideas of justice and harmony and truth. And yet the war grew out of the same base instinct for domination or conquest that had caused conflicts among the simplest tribes -- an old pattern amplified by new capabilities and without new constraints. In the span of a few years, some 60 million people would die: men, women, children, no different than us, shot, beaten, marched, bombed, jailed, starved, gassed to death.

広島と長崎で残虐的な終わりを迎えた世界大戦は、最も豊かで強い国々の間で戦われました。その文明は世界にすばらしい都市や美術を生み出してきました。そして、思想家正義調和、真実という進んだ考えを見いだしてきました。しかし、最も単純な部族同士の紛争の原因のように、支配征服を欲する本能という同じ根本から戦争は起きてきました。つまり、古いパターンが制約が働くことなく、新しい能力により増幅されてきました。ほんの数年間で6000万人が亡くなりました。男性、女性、子ども、私たちと全く変わらない人たちです。銃で撃たれ、殴られ、行進さられ、爆撃され、拘束され、飢餓に苦しみ、毒ガスにより、亡くなりました



There are many sites around the world that chronicle this war, memorials that tell stories of courage and heroism, graves and empty camps that echo of unspeakable depravity. Yet in the image of a mushroom cloud that rose into these skies we are most starkly reminded of humanity's core contradiction -- how the very spark that marks us as a species, our thoughts, our imagination, our language, our tool-making, our ability to set ourselves apart from nature and bend it to our will -- those very things also give us the capacity for unmatched destruction.

世界にはこの戦争を記録している施設がたくさんあります。記念碑は勇ましさや英雄的な物語を伝え、墓地や収容所の跡は言い表せないほどの恐ろしい行為がなされたことを示しています。しかし、この空に上がったキノコ雲の姿は、最も明確に人類が抱える矛盾を想起させます。思想、想像、言語、道具作りなど、人類が自然界から離れ、自然を従わせることができると示す能力は、同時に、比類のない破壊力も生み出したのです。



How often does material advancement or social innovation blind us to this truth? How easily we learn to justify violence in the name of some higher cause. Every great religion promises a pathway to love and peace and righteousness. And yet no religion has been spared from believers who have claimed their faith is a license to kill.

物質的な進歩や社会の革新が、どのくらいこうした真実を隠してしまっているでしょうか。私たちはどれだけ簡単に、暴力を崇高な理由によって正当化してしまっているでしょうか。すべての偉大な宗教は、愛や平和、公正さにいたるを説いていますが、どの宗教も信仰の名のもとに人を殺す信者を抱えることを避けられません。



Nations arise, telling a story that binds people together in sacrifice and cooperation, allowing for remarkable feats, but those same stories have so often been used / to oppress and dehumanize those who are different.

国は犠牲や協力によって人々が団結するという物語を語り、台頭して偉大な成果を生みました。その同じ物語は、自分とは違う他者を虐げたり非人間的に扱ったりすることに使われてきました。



Science allows us to communicate across the seas and fly above the clouds, to cure disease and understand the cosmos. But those same discoveries can be turned into ever more efficient killing machines.

私たちは科学によって海を越えてコミュニケーションできますし、雲の上を飛ぶこともできます。病気の治療宇宙の解明もできます。しかし、そうした発見が、効率的に人を殺す機械になり得るのです。



The wars of the modern age teach us this truth. Hiroshima teaches this truth. Technological progress without an equivalent progress in human institutions can doom us. The scientific revolution that led to the splitting of an atom requires a moral revolution as well.

近年の戦争は私たちにこうした真実を伝えています。広島も同じ真実を伝えています。技術のみの発展だけでなく、同様に人間社会が進歩しなければ、我々を破滅させる可能性があります。原子を分裂させた科学の革命は私たちに道徳的な進歩も要求しています。



That is why we come to this place.

これが私たちが広島を訪れる理由です。



▼10分17秒~

We stand here, in the middle of this city, and force ourselves to imagine the moment the bomb fell. We force ourselves to feel the dread of children confused by what they see. We listen to a silent cry. We remember all the innocents killed across the arc of that terrible war, and the wars that came before, and the wars that would follow. Mere words cannot give voice to such suffering. But we have a shared responsibility to look directly into the eye of history and ask what we must do differently to curb such suffering again.

この広島の中心に立つと、爆弾が投下された瞬間を想像させられます混乱した子供たちが抱いた恐怖感を感じ、声にならない叫びを聞きます。むごたらしい戦争、これまで起きた戦争、そしてこれから起こるかもしれない戦争による、罪のない犠牲者に思いをはせます。言葉だけでは、このような苦しみを表すことはできません。しかし、私たちは正面からこの歴史に向き合い、このような苦しみ再び繰り返さないためにできることを問う責任を共有してきました。



Someday the voices of the hibakusha will no longer be with us to bear witness. But the memory of the morning of Aug. 6, 1945 must never fade. That memory allows us to fight complacency. It fuels our moral imagination. It allows us to change.

いつの日か、証言をする被爆者の声を聞くことができなくなります。しかし、1945年8月6日朝の記憶は決して消してはいけません。その記憶があるからこそ、我々は現状に満足せず、道義的な想像力の向上が促され、変われるのです。



And since that fateful day, we have made choices that give us hope. The United States and Japan forged not only an alliance, but a friendship that has won far more for our people than we could ever claim through war.

あの運命の日以来、私たちは希望をもたらす選択を行ってきました。米国と日本は同盟築いただけでなく、友情をはぐくんできました。それは戦争よりもはるかに人々にとって有益でした。



The nations of Europe built a union that replaced battlefields with bonds of commerce and democracy. Oppressed peoples and nations won liberation. An international community established institutions and treaties that worked to avoid war, and aspired to restrict, and roll back, and ultimately eliminate the existence of nuclear weapons.

欧州の国々は貿易と民主主義の結びつきによって戦場に代わって連合を作りました。抑圧された人々や国家は自由を勝ち取ってきました。国際社会は戦争を避け、そして核兵器を規制、削減し、最終的には廃絶することを求め機構条約を設けてきました。



Still, every act of aggression between nations, every act of terror and corruption and cruelty and oppression that we see around the world shows our work is never done.

しかし、私たちが世界で目にする、すべての国家間の侵略行為やテロ行為、腐敗残虐行為、そして抑圧は、私たちの仕事がまだ終わっていないことを示しています。



We may not be able to eliminate man's capacity to do evil, so nations and the alliances that we formed must possess the means to defend ourselves. But among those nations like my own that hold nuclear stockpiles, we must have the courage to escape the logic of fear and pursue a world without them. We may not realize this goal in my lifetime. But persistent effort can roll back the possibility of catastrophe.

私たちはを行う人類の能力をなくすことはできないかもしれません。だから、私たちが築いた国家や同盟は、私たち自身を守る手段持たなければなりません。しかし、我が国のように核兵器を持っている国は恐怖の論理から脱し、核兵器のない世界を目指す勇気を持たなくてはいけません。私が生きているうちに、この目標を達成することはできないかもしれませんが、たゆまない努力で破滅の可能性を少なくすることはできます。



We can chart a course that leads to the destruction of these stockpiles. We can stop the spread to new nations and secure deadly materials from fanatics. And yet that is not enough. For we see / around the world today / how even the crudest rifles and barrel bombs can serve up violence on a terrible scale.


私たちはこれらの核兵器をなくす道のりを描くことができます。私たちは新たな(核兵器の)拡散を止め、狂信者から核物質を守ることができます。これだけでは十分ではありません。なぜならば、原始的なライフルや「たる爆弾」ですら、非常に大きな規模での暴力をもたらせるからです。



We must change our mindset about war itself -- to prevent conflict through diplomacy, and strive to end conflicts after they've begun; to see our growing interdependence as a cause for peaceful cooperation, and not violent competition; to define our nations not by our capacity to destroy, but by what we build. And perhaps above all, we must reimagine our connection to one another as members of one human race -- for this, too, is what makes our species unique.


私たちは戦争自体に対する考え方を変えなければいけません。外交を通じて紛争を防ぎ、始まってしまった紛争を終わらせる努力をする相互依存が深まっていることを、暴力的な競争ではなく、平和的な協力の名分にする。国家を、破壊する能力ではなく、何を築けるかで定義する。そして何よりまして、私たちは人類の一員としてお互いのつながりを再び想起しなければなりません。このつながりこそが我々を人類たるものにしているからです。



We're not bound by genetic code to repeat the mistakes of the past. We can learn. We can choose. We can tell our children a different story, one that describes a common humanity, one that makes war less likely and cruelty less easily accepted. We see these stories in the hibakusha: the woman who forgave a pilot who flew the plane that dropped the atomic bomb because she recognized that what she really hated was war itself; the man who sought out families of Americans killed here because he believed their loss was equal to his own.


私たちは過去の失敗を繰り返すよう遺伝子決められているわけではありません。私たちは学ぶことができます。選ぶことができます。子どもたちに違う方法を伝えることができます。共通する人間性を説明し、戦争が起こりにくく残虐性が簡単には受け入れられないようにする物語です。被爆者の方たちの話から、それらが分かります。原爆を落とした爆撃機を操縦したパイロットを許した女性がいました。それは彼女が、自分が本当に嫌悪しているのは戦争そのものだと気付いたからです。広島で殺された米国人の家族を捜し出した男性がいました。なぜなら彼は、その米国人たちの喪失感は彼自身のものと同じだと確信していたからです。



My own nation's story began with simple words: "All men are created equal and endowed by our Creator with certain unalienable rights, including life, liberty, and the pursuit of happiness." Realizing that ideal has never been easy, even within our own borders, even among our own citizens. But staying true to that story is worth the effort. It is an ideal to be strived for, an ideal that extends across continents and across oceans.


私の国の物語は(独立宣言の)簡単な言葉で始まります。「すべての人類は平等に創造され、創造主によって奪うことのできない権利を与えられている。それは生命、自由、幸福追求の権利である」。しかしその理想を実現することは、米国内や米国民の間であっても、決して簡単ではありません。しかし、その物語あくまでも忠実であろうとすることに価値があります。それは努力しなくてはならない理想であり、大陸と海をまたぐ理想です。



The irreducible worth of every person, the insistence that every life is precious, the radical and necessary notion that we are part of a single human family: That is the story that we all must tell.


全ての人のかけがえのない価値です。全ての人命は貴重であるということです。私たちは一つの家族の一部であるという根源的で不可欠な考え方です。それが私たちが伝えていかなくてはならない物語です。



▼17分47秒~


That is why we come to Hiroshima, so that we might think of people we love, the first smile from our children in the morning, the gentle touch from a spouse over the kitchen table, the comforting embrace of a parent. We can think of those things and know that those same precious moments took place here, 71 years ago. Those who died, they are like us.

だからこそ私たちは広島に来るのです。それによって、私たちは、愛する人たちに思いをはせます。朝一番の子供たちの笑顔。食卓での配偶者との優しい触れ合い。親の心地よい抱擁。そうしたことを思い、そうしたかけがえのない瞬間が71年前のここにもあったのだと考えることができます。亡くなった方々は私たちと全く変わらない人たちでした。



Ordinary people understand this, I think. They do not want more war. They would rather that the wonders of science be focused on improving life, and not eliminating it.


普通の方々はこうしたことを理解できると思います。彼らの誰もがこれ以上、戦争を望んでいません。むしろ科学の驚異を、命を奪うのではなく、もっと人生を豊かにすることに役立ててほしいと考えています。



When the choices made by nations, when the choices made by leaders reflect this simple wisdom, then the lesson of Hiroshima is done.


国家が選択をするとき、国家の指導者がこのシンプルな英知かえりみて選択すれば、広島から教訓を得られたと言えるでしょう。



The world was forever changed here. But today, the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is. It is worth protecting, and then extending to every child.


世界はここで永遠に変わってしまいました。しかし、広島の子供たちは平和に日々を送っていくでしょう。なんと価値のあることでしょうか。それこそが守り、そして全ての子供たちに広げていく価値があることなのです。



That is the future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.


これこそが、私たちが選択できる未来です。広島と長崎は、核戦争夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの始まりであるべきです。