歴史に残るスピーチはたくさんありますが、みなさんはどのスピーチが最初に浮かびますか?
これは映画『英国王のスピーチ』のシーンですね(笑)
心温まるオススメの映画ですよ。ぜひ観てください^^
さておき、私が一番印象に残っているのは
スティーブジョブズのスタンフォード大学卒業スピーチです。
Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address
スタンフォード大学公式サイトはこちら(※全スクリプト付)
"Stay hungry, stay foolish."という名言は誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか?
その言葉が有名になったスピーチです。
なぜこのスピーチが一番印象に残っているのかというと、自分が大学1年の時に大学の英語暗唱大会に参加し、このスティーブジョブズのスピーチを暗唱したからです!
結果としては3位入賞を果たすことができました☆彡嬉
本番で良い結果を残せたのも嬉しかったのですが、それよりも過程で得たものの大きさにビックリしました。
僕は本番に向けてたくさんの練習をしました。
まずは単語を調べながらReadingをして意味を取って、それから暗唱できるように覚えて、Youtubeを聞いて、自分で音読して、真似しながらオーバーラッピングして、文章のリズム・イントネーション・一つ一つの単語の発音も細かく練習して、移動時間にはiPhoneに入れた音源を聞いてマンブリングをして、、、毎日これを繰り返しました。
※オーバーラッピングについては『英語学習の王道!音読!(オーバーラッピング編)』にて
※マンブリングとは、小さな声でつぶやく(mumble)ようにシャドーイングすることです。
いま振り返ってみると、この過程に語学上達に必要な要素が全て入っていることが分かりました。
【STEP1】 単語・文法・内容の確認 →読解力UP
【STEP2】 返り読みせずに読解+発音の知識 →リスニング力UP
【STEP3】 音読、オーバーラッピング、シャドーイング →英語脳育成
【PLUSα】 多聴+マンブリング →スキマ時間フル活用
※シャドーイングとオーバーラッピングの違いはこちら
※英語脳については『英語学習の王道!音読!(目的・効果編)』にて
この暗唱大会のおかげで自分の中で革命が起きたのか、TOEFLでは563点を取り、英検準1級に合格し、自分の英語力は飛躍的に上昇していきました。
それからは英語学習の中心をこの3ステップに決めて、とことんやりました。教材は演説に限らず、TOEICの旧Part3やPart4を使ったり、CNNニュースを使ったり、今では映画をシャドーイングしたりしています。
話は戻りますが、この手順で演説を使った英語学習をすることはものすごく効果があるということです!
最後にもう一つだけ演説を使った英語学習が良い理由を付け加えるのですが、それは、演説には心を打つ力強いメッセージがあるということです。
スティーブジョブズの2nd Speechでは、"You've got to find what you love."(好きなことを見つけなければならない)とあります。なぜならスティーブジョブズ自身が好きなことをやっていたので、辛い時も乗り越えることができたからです。そのように私たちにも生きてほしいと願ったからです。そしてまだ見つけていないのならば"So keep looking until you find it. Don't settle."(見つかるまで探し続けなさい。立ち止まってはならない)と言っています。
本番ではこの心を打つ力強いメッセージを込めて暗唱しました。そしてその想いが聴衆にも届いたかのように、大きな拍手をもらいました。あのときの感動は今でも忘れられません。言葉がふわふわと独り歩きするのではなく、心揺さぶる感情と結びつくことで大きな力や感動が生まれるのです。英語学習という枠内にとどまらず、人生を大きく変える機会にもなるかもしれませんね。
あの暗唱大会からもう2年半ほど経ちますが、未だにスピーチを口ずさんだり、一部は暗唱もできてしまうほどです。そして自分が進路に悩んでいたときに"Keep looking. Don't settle."という言葉が励ましてくれたりします。あのときの感動を思い出してもっと頑張らなきゃと思えたります。
かなり熱く語ってしまいましたが、演説を使った英語学習をオススメする理由を分かっていただけたでしょうか?もし少しでも心を揺さぶられたのであれば、実際に何か一つの演説にトライしてみてください。
*その他オススメ有名演説*
*まとめ*
①有名演説(スピーチ)を使って英語学習をしよう
②読解、リスニング、音読の3ステップで学習しよう
③スピーチに込められたメッセージに感動しよう
Thank you for reading!
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